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建築

『二級建築士』ってどんな資格?概要や試験について解説

2021年1月8日

今回は二級建築士についてご紹介いたします!

*二級建築士とは

二級建築士は、都道府県知事の免許を受けて、設計、工事監理等の業務を行う資格です。
二級建築士は、木造では高さ13mかつ軒高9m以下のもの、ただし延ベ面積1,000㎡を越える場合は1 階建ての建築物の業務を行えます。
また、鉄筋コンクリート造、鉄骨造等の建造物に関しては、高さ13mかつ軒高9m 以下で延べ面積300㎡以下の建造物の業務を行えます。

*二級建築士になるには

次のいずれかの条件を満たした上で二級建築士試験に合格し、都道府県知事の免許を受ける必要があります。
・大学・短期大学・高等専門学校において指定科目を修めて卒業し、実務経験を修得科目により0~2年以上
・高等学校もしくは中等学校において指定科目を修めて卒業し、実務経験を修得科目により3~4年以上
・建築実務経験7年以上
・その他国土交通大臣が特に認める者

*試験について

学科の試験と設計製図の試験があり、学科の試験の合格者のみが設計製図の試験を受験できます。
また、学科の試験に合格した場合は、次年度から2 回は学科の試験を免除されます。学科には学科I[建築計画]、学科II[建築法規]、学科III[建築構造]、学科IV[建築施工]の科目があります。設計製図の試験は、あらかじめ公表された設計課題についての設計製図を行います。
なお、建築士事務所に所属する二級建築士は、3 年ごとに定期講習を受けて修了しなくてはなりません。

 

いかがでしたか?

 
次回は木造建築士についてご紹介いたします!

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