2022年1月18日
建設業や製造業で注目されているCADオペレーター。最近ではリモートワークもしやすくなり、ますます人気が高まっています。
「CADオペレーターに転職したい!」と思ったときの最初の難関が「履歴書」ではないでしょうか。とくに未経験者は実績がないため「履歴書に書く内容がない…」と頭を抱える方も多いはずです。
そこで今回は「CADオペレーターの志望動機」と題して、履歴書の作成ポイントを解説します。未経験者に向けたアドバイスもあるので、最後までご覧ください。
そもそもCADとは「Computer Aided Design(コンピューター支援設計)」の略称で、コンピューターを使った設計をサポートする仕事です。
主な仕事は、デザイナーがアウトプットしたデザイン案の図面化や、施工するための詳細図の作成などがあります。
デザイナーは複数の案件を同時に担当することが多く、細部の作図まで全てひとりで行うことが難しい職種です。そのためCADオペレーターがデザイナーの意図を汲み取り、詳細部分まで図面化していきます。
現在では2D図面だけでなく3Dを使った作図も多くなり様々な新しいソフトを使うため、CADオペレーターは常に最新の技術を習得し、自身のスキルを磨き続ける必要があるのです。
そのため、CADオペレーターを目指す方は「ものづくりへの関心」だけでなく、最新知識やスキルの習得していく「向上心」も重要といえるでしょう。
CADオペレーターの主な仕事内容は、下記の通りです。
まずはクライアントとなるデザイナーや設計者と打ち合わせをします。
図面にはデザインの意図を伝える「設計図」と、実際に制作する際の指示書となる「施工図」の2種類があります。打ち合わせでは「どのような図面を作成するのか」、そして「いつまでに必要なのか」をヒアリングしましょう。
とくに成果物のイメージは重要です。細かくヒアリングをして、どのレベルの図面が求められているのかを把握しましょう。
また、依頼内容に加えて、使用ソフトや提出方法などを確認することも大切です。
打ち合わせが完了した後は作図に移ります。
最初から書き起こす場合もあれば、設計者のラフ図面から作業が始まることもあります。いずれにせよ、限られた時間で成果物を提出しなければならないので、スケジュール管理を徹底して行いましょう。
ときには完成する前にフィードバックをもらうことで、効率的に作業を行うことも大切です。クライアントとの関係性を構築して、作業を進めましょう。
大まかな作図が終了した後は、一度クライアントに提出してチェックバックをもらいます。
作図中の違和感や疑問点があれば確認・提案をし、図面修正が円滑に進むよう工夫しましょう。そして修正図面が完成したら、図面データを納品して終了です。
CADオペレーターの志望動機を記載する上で抑えておくべきポイントを5つ解説します。未経験者・経験者どちらの場合でも重要なポイントをお伝えします。
建設系CADオペレーターといっても様々なジャンルがあります。
たとえば建築の場合、その中でも構造や意匠デザイン、造作什器というようにさらに細分化されていきます。まずはCADオペレーターとして「どんなことがしたいのか」という志望理由を明確にしましょう。業界を選んだ理由や、CADオペレーターとして携わりたい仕事などを言語化することが大切です。
CADオペレーターは特殊な職種です。ものづくりに携わる仕事ですが、実際に自分が機械を動かして作業することはありません。
だからこそ「なぜCADオペレーターの仕事に興味をもったのか」という背景を書くと、採用担当者の目にとまりやすくなります。字数の関係で書ききれない際は、面接で話せるように準備しておきましょう。
CADオペレーター経験者の場合は、実績や資格を記載すると転職に有利になります。可能であれば、作成した図面をポートフォリオとして提出するとよいでしょう。
また、転職期間に余裕のある方は、CADに関する資格の取得もオススメです。CAD利用技術者試験や建築CAD検定試験など様々な試験があるので、目指している業界に合わせて挑戦しましょう。
CADオペレーター未経験の方でも、前職が同業の場合はそのときの経験を記載しましょう。CADオペレーターとしての経験がなくても、業界知識がある方は重宝されます。
「今までどんなことをしてきたか」「どんな知識があるか」などを具体的に書くようにしましょう。
理想の働き方がある方は「これからどんな働き方がしたいのか」を具体的に書きましょう。
子育てや介護など、仕事と両立したいものがある方は、プライベートのプランも記載することをオススメします。採用側との相違が減り、入社後のトラブルがなくなるでしょう。
ここでは志望動機の書き方を、例文を交えて解説します。CAD経験の有無によって書き方が異なるので、当てはまるものを参考にしてみてください。
未経験者の場合は、CADオペレーターを目指す背景や、ご自身の強みなどを明確に記載しましょう。
✓ 前職での経験
「私は前職でインテリア関係の会社で営業職をしておりました。」
✓ CADの知識
「1年前から独学でCADの勉強を始めました。」
✓ 自身の強み
「営業職として多くのお客様と会話した経験」
未経験者の方は「経験はないけれど、勉強をしたので基本的な知識はある」というポイントが大切です。勉強年月や内容を記載すると、採用側の目にとまりやすくなります。
また、自身の強みを明確にすることで、これからの活躍が想像しやすくなります。出来るだけ具体的に記載しましょう。
経験者の場合は「なぜその会社を選んだのか」などの転職理由や、自身の実績を具体的に記載しましょう。
✓ CADオペレーターとしての経験
「前職で公共工事を手掛ける建設会社のCADオペレーターとして、4年間従事」
✓ CADオペレーターとしての実績
「設計者の意図を汲み取った作図が高い評価を得て、社内で表彰された実績あり」
✓ 転職理由
「能力の高い設計者を目指すため」
経験者の場合は、前職での経験や実績を具体的に記載しましょう。「どんな案件に関わり、どのような働きをしていたのか」、そして「どのくらいの期間勤めていたのか」などを書くと、条件交渉がしやすくなります。
さらに、自身の転職理由や将来のビジョンを明確にすると、企業側も採用後のイメージが持ちやすくなります。今後やりたいことは、志望動機に記載するようにしましょう。
CADオペレーターは、CADスキルや業界知識のある方にとっては転職しやすい職種です。
ある程度の経験があればリモートワークもしやすく、子育てなどライフワークのバランスがとりやすいでしょう。
最近では経験年数を問わない求人もあるので、未経験者の方も積極的に応募してみてはいかがでしょうか。